2012年5月13日日曜日

HCD DiG #3|インタビュー&評価グリッド法


5/12(土)、HCD DiG三回目「インタビュー&評価グリッド法」に参加してきました。

実は前回も「インタビュー&評価グリッド法」をやりました。しかし振り返ってみるとどうも調子がよろしくない結果に。それを運営メンバーで共有して、再度やりましょうということになりました。(僕は今回の運営にはほとんど参加できませんでした。)

前回のHCD DiGに対する水野さんのブログ
HCD DiG#02を終えて。ペルソナ・シナリオ法&インタビュー&評価グリッド法の気づき

前回のHCD DiGに対する岩崎さんのブログ
ヒアリング力を身につける

結論から言うと、やはりわからないところを共有して再度やり直せたり、時間をかけられたりするのはこういう集まりでしか出来ないと思うので、とても有意義な時間でした。

セミナーでは再挑戦は次年度になってしまう上に開催される保証もないので、こういう勉強会で振り返るのってとても有効な気がします。浅野先生からは「ちゃんとした人に見てもらいなさい」等、色々アドバイスを頂いておりますので、今後はそちらも視野に入れないといけません。



相談タイム
まずは参加者が二人一組となって、「HCDの手法を業務に取り入れたか、取り入れた場合どのような状況でどのように取り入れたか」を話します。僕は色々な出来事が重なって15分ほど遅刻したので最後の発表を聞いただけですが、積極的に取り入れていたり、自分は必要性を感じていても社内に浸透していないために導入できていない等、それぞれの現状を聞くことが出来てよかったです。自分に置き換えてみると、意識はしているもののまだまだ導入できているとは言い難いです。



HCD-Netセミナーin名古屋2012(第1回)の報告
運営の山田さんから「HCD-Netセミナーin名古屋2012」に参加しての報告をして頂きました。僕もブログに書きましたが、同じような感想を持たれていたようです。しかし山田さんの凄いところは必ずドキュメント化する癖が付いていることですね。素晴らしいです。見習います。

僕のブログ
HCD-Net セミナーin名古屋 2012(第1回)

山田さんのブログ
HCD-Net セミナーin 名古屋 2012(第1回)に参加して



ワークショップ
今回のワークショップは「Web制作者ペルソナが利用するWebサービス」を開発するのための、ユーザーペルソナ作成にあたってのものです。
  1. インタビュー
  2. 評価グリッド法
  3. ペルソナ作成
以上の流れで進んで行きました。



インタビュー
前回の失敗を受けて、再挑戦です。

インタビューを始める前に、今回のインタビューで気をつけるべき点を梶田さんと水野さんから頂きました。
  • インタビューが何のためのものかをしっかり意識する
  • 「なぜ?なぜ?」をくりかえしていくこと
  • ラダーアップ・ダウンを繰り返すことを意識する
こういう事を意識した結果、前回よりインタビューで得られた結果が大きく向上したことが感じられました。しかしこのあとの「評価グリッド法」に入っていった時、「これって何でこう思ったんだろ?」ということが少なからず出てきました。僕らは「WEB制作者」という今回のユーザーペルソナそのものの属性(僕は半分外れてますが)なので、インタビュー時にはその文脈から話が大体理解できてしまい、聞き漏らすことが多くなってしまうのでしょう。これがまったく違うセグメントが対象だったとしたら、インタビュー中に疑問を持つと思うので、そういったことはもう少し減るのかもしれないと思いました。
何にせよ、「それはどうしてですか?どういうことですか?」と繰り返すことが大切なのは変わらないですね。



評価グリッド法
評価グリッド法を使ってペルソナを作っていきます。が、ここで問題が(その時はあれ?と思いながらも、進めていってしまいました)。振り返って後から考えると、ラダーリングをする際にペルソナ作成のためなのか、WEBサービス開発のためなのかがしっかり決められていなかったと感じています。
ペルソナ作成のためだけだったら、もっとWEB制作者としての本質的なところまで掘り下げていくべきだと思うのですが、WEBサービス開発というお題目達成のため、ペルソナ作成に対する材料がしっかり抽出できていないように感じました。ここは運営側でも話をしてみたいと思います。

そんなこんなですが、みんなでなんとかラダーリングをしていき、まとめることが出来ました。
Bチームの評価グリッド法結果


僕的に今回の一番の収穫は、ラダーアップとラダーダウンを行き来する感覚が掴めた気がすることです。最初にセミナーで聞いたとき、言われたことはなんとなく理解できましたが実際やるとなると「?」な感じでした。それが今回「ああ、こういう感じね」というところまで持っていけたことが大きかったです。具体的な事象から本質的要求まで上がっていった後に「それってこっちにもつながってくるよね?」といった感じです。当日話してみんなに「?」な顔をされたのですが、斜めに掘り下げていって、斜めに浮上してくる感じです(やっぱわかんない?)。

勉強会が終わったあとは、今年で最後の名古屋名物ビアガーデン「マイアミ」に行き、参加しなかったメンバーとも合流してワイワイ楽しみました。そんなこともやってるので、興味がある方はご参加下さいませ。



今後について
今後は、今回できたペルソナをもとに、WEBサービスを開発していく工程に入ります。といっても実際に開発するとかではなく、あくまでHCDの手法を学ぶためにそれを題材にしているだけですが。(ほんとにすごいアイデアが出たら作っちゃってもいいかも?)

何にせよ、考え方や手法が身につくまで試行錯誤しながら触れていたいと思います。

当日のツイートまとめ

HCD DiG#3 インタビュー&評価グリッド法まとめ


水野さんのブログ

山田さんのブログ

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