2011年6月21日火曜日

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法

少し前になりますが読みました。今回はホントにメモしか残ってなかったです。自分しか分からないかも。

■広告は消費者へのラブレター


以前:ラブレター(広告)が相手の手にわたりやすかった。
他に楽しいことが少なかった。
渡したラブレターを相手がちゃんと読んでくれた。

現在:ラブレターを受け取ってさえくれない
相手の手に届きにくくなった。
他に楽しいことがたくさんあり興味をなくしている。
届いたとしても信じない
内容を友達と検討し、判断を任せたりする

4マスに広告を打ってさえいれば見てくれる時代ではない

相手の趣味・行動を調べ、よく観察し、相手の身になってみる。その上で相手の行動を先読みし、待ち伏せ、確実に広告を届ける。

コンタクトポイントを見極める。
他の楽しいことに目がいかないように「心を動かす表現」をする。
相手の友達にも気に入られるようにケアする。
ラブレターを渡した後が大切。「買ってくれた人へのもてなしが重要」→エンゲージメント
買ってくれた人は「強力なクチコミ源」

商品開発からコミュニケーションを始める
商品設計にコミュニケーション設計を内包させる。

ネットは商品の真実の姿をさらけ出す。

10年間で世の中の情報量は10倍になった(2004年)
ネットの出現+情報洪水+成熟市場で消費者が根本的に変わった
疑い深い消費者の登場

広告は「偶然出会うから記憶に残る」今まで通りのやり方では偶然出会えない

変化していない消費者もいる「老人」と「子供」

30代前半くらいまでの人にとって信頼できるのは「友達・好きな人(芸能人など)・信頼できる人」

消費者はターゲットからパートナーへ。受け手から送り手へ

■ターゲットの気持ちになる

■生活者のどこで待ち伏せるか
  • コンタクトポイントで待ち伏せる

  • 新しいメディアを作って待ち伏せる
    広告に出会うと思っていなかった場所にメッセージがあると効く

  • クチコミを利用して待ち伏せる
    BUZZ、WOM(word of mouth)、VIRAL

  • CGM(Consumer Generated Media)で待ち伏せる
    クチコミが今一番起こっているのはCGM上:マーケティングの場としても重要

  • エンターテイメントの中で待ち伏せる→プル型コンテンツ
    ↓検索結果でも待ち伏せる

  • 検索結果で待ち伏せる
    SEOは検索結果が上位に来るようにする施策
    SEMは検索結果から自社サイトなどへの訪問者を増やす施策

  • メディアをニュートラルに考えてクロスに待ち伏せる→ターゲットに伝えるために最適なメディアを中心に据える→メディアミックスとクロスメディアの違いに注意する


■初動が大切
「伝えたい相手をしっかりと見る」→これが一番大切

消費者本位で考える
  • 「伝えてもらいたがっている人」をリアルに想像する
    「伝えたい人」ではない、それは送り手本位の考え
  • 「買いたい人を創りだしてしまう」のもアリ→ピロリ菌の事例等 PRを上手に活用


伝えたい相手のデータが少ないときは、商品と共に生活してみる

心を動かすには単なるインフォメーションではいけない
同じように最適なコミュニケーションデザインなら、クリエイティブの勝負になる

消費者は頭のスイッチをオフにしているときに、偶然広告に出会う

買ってくれた人をもてなすこと(NIKEの事例)

コミュニケーションデザインは既存のマスメディアをもう一度魅力的にする

ネットは全てのコンタクトポイントを結びつける体液みたいな物

変化した消費者は長めに付き合うことで強力な味方となる

「広告は消費者の為のソリューションでなければならない」



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